浮気した旦那から突然の離婚宣告!離婚以外にも選択肢はあるの?

自分への裏切り行為とも取れる旦那の浮気。怒りを抑えつつ今後の事を考えていたら、旦那から一方的な離婚宣告… 「旦那の希望通り離婚を受け入れるべきか?それとも修復に向けて動くべきか?」自分には一体どんな選択肢が残されているのか頭を抱える女性も多いはずです。そこで今回は、浮気した旦那から離婚を言われた時にあなたが選べる選択肢を紹介したいと思います。最後に決めるのは、あなた自身です。自分にとって最善の選択肢を選びましょう。

浮気した旦那から離婚をしたいと言われた際の選択肢とは

では早速ですが、旦那からの離婚宣告に対してどのような選択肢があるのかを紹介していきます。浮気発覚と離婚宣告で頭の中がパニックになっているかもしれませんが、考える時間はたっぷりあります。どの選択肢が自分にとって最善なのか検討してみましょう。

旦那の希望を受け入れて離婚する 

1つ目の選択肢は、旦那の希望を受け入れて離婚をすることです。浮気した旦那をどうしても許せなかったり、浮気の問題を乗り越えた先に旦那との幸せな夫婦生活がイメージできなかったりする場合は、離婚を選択する方が良いかもしれません。ただ、離婚を選ぶということは、経済的な自立が必要になるということです。子供がいる場合は、一人で解決しなければいけないことも多くなるので、体力的にも精神的にも負担が大きくなることは間違いありません。その点も踏まえて検討する必要があるといえます。

考える時間を設けるため一度別居する

2つ目は、物理的な距離を置くための別居です。別居することで将来のことを考える時間を作れますし、実際に離婚した後の生活を体験することもできます。また、旦那にとっても家族の重要性を再認識できる良い機会になるはずです。子供がいる場合は、すぐに離婚を決断することが難しいので一度別居を挟むのが最適だといえます。ただ、ダラダラ別居生活を続けていても良いことはありません。旦那と相談をして期間を決めてから別居に踏み切りましょう。期限を決めることで、その日までに必ず答えを出すという意識が生まれるので問題と真剣に向き合うことができるはずです。

関係修復に向けて旦那を説得する

3つ目は、旦那を説得して離婚を回避することです。浮気した旦那とはいえ、少しでも愛情が残っているなら修復に向けて旦那を説得することが望ましいでしょう。しかし、一度離婚をしたいと思った旦那を説得することは非常に難しいです。そのため、あなたの強い意志が必要であることと、修復には長い時間がかかることを覚悟しなければいけません。ただ、旦那が離婚を切り出すということは、そこには必ず理由があるはずです。まずは旦那がどんなことに不満を抱いているのかについて話し合うことから始めましょう。

具体的に話を進める前にすべきこと

旦那の浮気発覚で怒りが頂点に達している方も多いので、その場の感情に任せて離婚を決断する人もいます。でも、実際に怒りに任せて離婚を決断して後悔している女性がいることも事実です。ここからは、具体的に話を進める前にあなたがしておくべきことを紹介します。

冷静になる時間を作る

人生最大の決断をする上で一番大事なことをは、冷静になることです。もちろん旦那の浮気発覚で裏切られた悲しみや怒りが込み上げるのも分かりますが、人生を大きく左右する決断になるので冷静に対処しなければいけません。ただ、長年連れ添った旦那の浮気に、傷ついていることは間違いありません。誤った選択をしないためにも、まずは冷静になれる時間を設けることが大切です。仕事や子供の世話に追われてゆっくり考える時間が取れない場合は、信頼できる親や友達にサポートしてもらうことをおすすめします。

自分の気持ちを確かめる

考える時間が作れたら、次にすべきことは自分の気持ちを確かめることです。旦那から離婚を宣告されたものの自分自身はどうしたいのかを確認する必要があります。自分の気持ちを確認することで、後悔の無い最善の選択を選べるはずです。子供がいる家庭であれば、母子家庭で子育てをしていかなければいけません。母子家庭で子供を育てていくことは想像以上に大変なので、その覚悟があるのかも事前に確かめておきたいポイントといえるでしょう。

旦那が離婚したい理由を聞いておく

旦那が離婚したい理由は必ずあるはずなので、決断を下す前に確認しておくことが大切です。もし、旦那と関係を修復したいなら修復可能かの判断材料になりますし、関係修復に至る問題解決の糸口を見つけられるかもしれません。結果的に離婚に至ったとしても、次の恋愛に活かせるはずです。旦那が離婚を決断した理由も踏まえた上で、今後どんな選択をすべきか考えることが大切だといえます。

離婚を決意した方へのアドバイス

冷静になって今後のことを考えた結果、離婚が自分にとって最善の選択だと思ったなら気持ちを切り替えて離婚への準備を進めましょう。ここでは、離婚を決意した方へのアドバイスをまとめました。特に、子供がいる方は資金面において不安なことも多いはずです。母子家庭をサポートしてくれる助成金制度についても説明するので、ぜひ参考にしてくださいね。

探偵に依頼して確実な浮気の証拠を掴もう

離婚を決断したら、まずプロの探偵に依頼して浮気の決定的な証拠を掴みましょう。実は、旦那の浮気による離婚の場合、精神的苦痛を受けたとして旦那に慰謝料を請求することができます。浮気の確証が得られていない段階では、ただの勘違いのケースも考えられますし、実際に旦那が浮気をしていたとしても証拠がなければ言い逃れができてしまうのです。離婚後の生活を考えると、慰謝料があればお金の負担も少しは軽減されます。確実に慰謝料を貰うためにも、確実な浮気の証拠を掴むことが大切です。

離婚後の生活費がどのくらい必要か計算しよう

実際に離婚するとなると、経済的に自立することが求められます。そこで、月にどのくらいの生活費や食費がかかるのか計算して毎月の支出を把握することが大切です。支出が分かれば、月に最低限必要な収入も自ずと見えてきます。子供がいる場合は旦那に養育費を請求できるので、どのくらいのお金があれば最低限の生活が維持できるのか計算してその費用を旦那に請求しましょう。旦那の収入面も考慮する必要はありますが、妥当な金額であれば旦那に支払う義務が発生します。相手を納得させる材料にもなるので、具体的に費用を算出してみましょう。

母子家庭に役立つ支援制度について知ろう

離婚で子供の監護権を得た場合、子供と一緒に生活をすることが可能です。ただ、母子家庭となると一人で育てていかなければいけなくなるため、心身ともに負担が大きくなります。また、子供は想像以上にお金がかかるので、資金面の不安が解消できずに離婚を切り出せない方もいるはずです。そこで今回は、母子家庭に役立つ3つの支援制度を紹介します。上手く活用してお金の不安を少しでも解消させましょう。

児童扶養手当

児童扶養手当は、母子・父子家庭が対象になる助成金です。母子・父子家庭における生活の安定と自立を助けることを目的としています。支給される金額はそれぞれ以下の通りです。

  • 子供1人:42,000円/月
  • 子供2人:47,000円/月
  • 子供3人以上:1人増えるごとに3,000円加算される

児童扶養手当を受け取るには、一定の条件を満たす必要があります。該当する項目があった場合は、児童扶養手当を受け取れないので早めに確認しておくことが大切です。

住宅手当

20歳未満の子供を母子家庭で育てている場合に支給されるのが住宅手当です。地域によって支給される金額は異なりますが、一般的な目安は5,000~10,000円になります。ただ、住宅手当を受け取るには一定の条件を満たさなければいけません。住宅手当対象者の条件は以下の通りです。

  • 20歳未満の子供を育てる母子家庭
  • 申請先の所在地に住民票がある
  • 申請した住所に6カ月以上住んでいる
  • 生活保護を受けていない

市区町村によっては住宅手当が支給されない場合もあります。まずは、自分が住んでいる地域で住宅手当が支給されるか確認しましょう。

医療費助成制度

母子・父子家庭に支給される医療費助成制度は、親や子供が病院で診察した場合に市区町村が費用を負担してくれる制度です。対象者は18歳までの子供を育てる母子・父子家庭で、支援金額は以下の通りになります。

  • 1人:230万円
  • 1人:268万円
  • 3人以上:1人増えるごとに38万円加算される

子供は急に熱が出たり、体調を崩したりすることが多いので医療費がかかりがちです。そんな時に役立つ医療費助成制度をうまく活用しましょう。

まとめ

旦那の浮気が発覚した後にその場の感情に任せて離婚を決断した結果、離婚をしたことに後悔を感じている女性は多くいます。感情的な決断は、お互いにとって良い結果を生みません。そんな時こそ冷静に判断することが求められるのです。旦那との離婚選んだとしても、修復することを決めたとしても考え抜いて出した結論なら後悔することはないでしょう。だからこそ、決断を急ぐ必要はありません。自分自身とじっくり向き合って最善の選択をしましょう。