旦那が私と離婚後に浮気相手と結婚するかも?!離婚で請求できる慰謝料と養育費

旦那が浮気しだだけでもショックなのに、離婚した後に浮気相手と結婚を考えているかもしれない…そんな信じ難い真実を目の当たりにして、この先どうすれば良いか分からなくなっている女性も多いはずです。ただ、実際に離婚になった場合、生活費や子供の学費など金銭面もしっかり考えていかなければいけません。そこで今回は、旦那の浮気による離婚で慰謝料や養育費を請求できるかについて紹介していきます。経済的な不安を解消できる助成金の制度も紹介するので、離婚における不安を少しでも解消してくださいね。

話を進める前に確認しておきたいこと 

本当に旦那と離婚をしたいと思っていますか?もし、その場の感情に任せて離婚を決めてしまったなら後で後悔する可能性があります。離婚することだけが最善の選択ではありません。旦那の浮気を知って、この先どうしたいのか自分としっかり向き合うことが必要です。

浮気の確証を得る

まず、旦那の浮気の確証を得ましょう。浮気の疑惑があるだけでは、確実に旦那が浮気しているとはいえません。もしかすると、勘違いの可能性も考えられます。具体的な話を進める前に、本当に旦那が浮気をしているのか確かめることが必要です。また、旦那が本当に浮気しているのか確かめておけば、万が一離婚に至った場合にも証拠として効力を発揮してくれます。もちろん直接旦那に聞くこともできますが、証拠隠滅や誤魔化される可能性もあるので、あえて旦那を問い詰めずに探偵事務所などを利用して決定的な証拠を掴むのが望ましいでしょう。

自分の気持ちを確かめる

浮気の事実が確認できたら、次は夫婦にとって大きな決断を下さなければいけません。多くの女性は、自分への裏切り行為ともいえる浮気発覚で旦那に強い怒りの感情を抱いているはずです。中には、そんな負の感情に任せて離婚を選択してしまう人もいるでしょう。もちろん長年連れ添った旦那の浮気は、決して許せるものではありません。ただ、怒りの感情に任せて離婚を決めるのは危険です。結果を急ぐ必要はありません。もし、離婚に少しでも迷いがあるなら、一度冷静になって本当に旦那と離婚をしたいのか考えてみましょう。

素直な気持ちを伝える

「旦那ともう一度やり直したい」という答えが出たなら、素直に自分の気持ちを伝えましょう。旦那はその気持ちを受け入れてくれないかもしれませんが、人生で後悔をしないためにも自分の気持ちを素直に伝えることはとても大切です。夫婦間における言葉のコミュニケーションは時間の経過と共に薄れがちで、気持ちのすれ違いもコミュニケーション不足から陥るケースが目立ちます。素直でいることは、夫婦のコミュニケーションを円滑に進める上で大事な要素です。これをきっかけに、自分の気持ちを素直に伝えてみましょう。

離婚を決意したら別れに向けてすべきこと

離婚することを決めたら、具体的に物事を進めていかなければいけません。ただ、旦那の浮気で精神的なダメージを受けているはずです。急に動き出そうとすると心身ともに無理が出てしまうので、自分のペースで離婚の準備を進めましょう。

まずは気持ちを切り替えよう

離婚を決めたら、将来に目を向けて気持ちを切り替えることが大切です。旦那の浮気も過去のことと割り切り、自分の行動次第で変わる未来へと意識を向けましょう。過去に執着せずに未来に意識を向ければ、前向きにもなれますし傷ついた気持ちも少しは軽くなるはずです。信頼していた旦那の浮気は、想像以上に精神的なダメージを受けています。そんな状態で物事を無理やり進めても、冷静に判断することはできません。まずは、旦那の浮気で傷ついた心を癒して、気持ちを切り替える時間を確保しましょう。

家賃や生活費にかかるお金を計算しよう

離婚となれば、経済面において全般的に旦那に頼ることが出来なくなります。そのため、離婚をした後の生活費や家賃は、どのくらいのお金が必要になるか計算しておくことが大切です。具体的に数字で確認することで毎月に必要な収入も目に見えて分かります。特に、家賃は金額によって毎月の負担も大きく変わってくるので必ず確認しておきたい費用です。離婚した後に生活に困らないためにも経済面はしっかり確認しておきましょう。

経済的な自立に向けて動き出そう

1カ月に必要な費用が計算できたら、経済的な自立に向けて仕事を探しましょう。専業主婦や仕事にブランクがある女性は仕事を見つけることが難しいイメージがありますが、働き方が多様化する現代において従来より選択肢が多いのが現状です。政府が推奨する働き方改革により、在宅ワークなど女性が働きやすい環境を作るための制度を取り入れる会社も増えています。もし、専門的な知識があるなら、フリーランスとして働くことも一つの方法なので色んな選択肢を考えてみましょう。

離婚による経済的な不安はコレで解消できる! 

離婚における最大の不安は、経済面ですよね。本当は離婚したいけれど経済面の不安から、離婚に踏み切れない人も多いはずです。ここからは、経済的な問題を解消できる浮気の慰謝料や養育費について説明していきます。

浮気による慰謝料を請求しよう

浮気による離婚の場合、精神的苦痛の損害賠償として慰謝料を請求できることをご存じですか?精神的な苦痛を与えられた旦那に請求することで慰謝料を貰うことができます。実は、精神的な苦痛を与えた旦那の浮気相手にも慰謝料を請求することが可能なのですが、旦那と浮気相手の両方から慰謝料を請求することはできません。どちらか一方に決める必要があるので注意しましょう。浮気による慰謝料の相場は、50~300万円が目安になります。金額にこれだけ差があるのは、収入面や結婚歴などが考慮されているからです。

養育費をしっかり貰おう

未成年の子供がいる場合、夫婦で親権と監護権の役割を決めます。ちなみに、親権とは子供に代わって財産管理を行うことで、監護権は子供と一緒に暮らして身の回りの世話をすることです。ただ、子供を母子家庭で育てていくことは想像以上に大変なことです。そこで、親権者である旦那に請求できるのが養育費になります。養育費とは、子供の生活水準を維持するために親権者が監護者に支払う費用です。具体的な金額は話し合って決めるのが一般的ですが、監護者が請求をすれば養育費の支払いは親権者における義務になります。親権者に断る権利はなく、必ず支払わなければいけません。

母子家庭が貰える助成金を活用しよう

子供を一人で育てていくことは、経済面において相当な負担がかかります。たとえ、浮気の慰謝料や養育費を貰えたとしても、お金の心配がなくなることはありません。ただ、日本では子供を一人で育てる母子家庭に対して助成金で援助してくれる制度があります。これらを上手に活用して、お金の不安を少しでも解消しましょう。

児童扶養手当

児童扶養手当は、母子家庭や父子家庭が対象になる助成金です。母子家庭になった理由は問われないので、浮気による離婚でも児童扶養手当を受け取れます。金額はそれぞれ以下の通りです。

  • 子供1人:42,000円/月
  • 子供2人:47,000円/月
  • 子供3人以上:1人増えるごとに3,000円加算される

子供が18歳になるまで児童扶養手当が支給されるので、母子家庭にとっては心強いサポートになるはずです。ただ、児童扶養手当に関する届出が必要になるので早めに手続きを済ませましょう。

住宅手当

20歳未満の子供を母子家庭で育てている場合、住宅手当が支給される市区町村があります。地域によって支給される金額は異なりますが、5,000~10,000円が一般的な目安です。ただ、住宅手当を貰うには一定の条件をクリアしなければいけません。対象者の条件は以下の通りです。

  • 20歳未満の子供を育てる母子家庭
  • 申請先の所在地に住民票がある
  • 申請した住所に6カ月以上住んでいる
  • 生活保護を受けていない

まずは、自分が住んでいる地域で住宅手当が支給されるか確認しましょう。条件に該当すれば、住宅手当を受け取ることができます。

医療費助成制度

母子・父子家庭を対象にした医療費助成制度は、親もしくは子供が病院で診察した場合に費用を市区町村が負担してくれる制度です。対象者は、18歳までの子供を育てる母子・父子家庭になります。支援金額は以下の通りです。

  • 1人:230万円
  • 2人:268万円
  • 3人以上:1人増えるごとに38万円加算される

特に、子供は熱や体調不良で病院に行く機会も少なくありません。医療費は決して安くはないので、心強い味方になってくれるはずです。ただ、お住いの市区町村によって内容が異なるので、事前に確認しておくことが望ましいでしょう。

まとめ 

浮気した代償として、離婚の際に旦那に慰謝料を請求することは可能です。子供がいる場合であれば、養育費も旦那に請求することができます。さらに、現在の日本では母子家庭を経済的に助けてくれる助成金制度も存在します。離婚後のお金の心配が少し無くなるだけでも離婚に踏み切れる女性は多いはずです。もし、浮気した旦那と離婚したいと思うなら、まずは浮気の確証を得ることが重要な鍵になります。まだ浮気の確証が得られていないのなら、探偵の浮気調査を依頼して証拠を掴むことから始めましょう。

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