探偵事務所に教えてもらったプロの張り込み方法を紹介!

探偵は、調査対象者の情報を集めたり、証拠を見つけたりする目的で張り込みを行います。
ただ、どのような張り込みを行っているのか気になる方もいるのではないでしょうか。
過去に探偵へ依頼したことがある私も気になった1人であり、実際どのように張り込むのか聞いたことがあります。
この記事では、その時に教えてもらった張り込み方法をメインに、探偵が張り込む場所やプロと一般人の張り込みにおける違いなどについて紹介します。

そもそも張り込みってどんなもの?

張り込みは探偵が用いる調査方法の1つであり、ある場所に張り付いて調査対象者の様子をチェックします。
張り込み自体は映画やドラマでも登場するため、ある程度の雰囲気は分かることでしょう。
張り込むことで調査対象者の不審な動きを見逃す恐れを減らせると同時に、証拠となるシーンを撮影できます。

探偵における張り込みの基本

探偵が行う張り込みには、3つの基本があります。
どれも張り込むためには重要なことであり、ほとんどの探偵が行っていることでしょう。

1人で動かずチームで動く

張り込みをする場合、1人ではなくチームで動きます。
1人の場合、長時間の張り込みで集中力が落ちてしまう恐れがある上に、怪しまれる可能性も。
チームを組んで交代しながら張り込みすれば、集中力が落ちてしまう恐れを防ぐことができ、相手から気づかれにくくなります。
また、周辺住民から通報される可能性も減らせるでしょう。
張り込みは不審な行為と捉えられてしまう場合があり、周辺住民から「家の近くに不審者がいる」といったような通報が警察に行われてしまうかもしれません。
もし張り込みしている最中に警察が来てしまえば、せっかくの調査が台無しになってしまいます。
ちなみに、チームで動くこと自体は張り込み以外の調査でも用いられることであり、複数で連携しながら調査対象者の様子をチェックします。

長時間かかる場合は変装する

依頼された案件によっては、長時間張り込みをしなければならない場合もあるでしょう。
この場合、怪しまれにくくするために変装します。
張り込みを行う環境や時間帯に合わせて変装することで周辺環境との違和感を減らし、相手にバレにくくします。
また、上記で述べたような周辺住民からの通報も防げるでしょう。
変装グッズは調査人数によって異なることがあり、少人数の調査であれば1人で複数の変装を行うことがあるそうです。

夜の張り込みは昼よりも気をつける

夜に張り込む場合は、昼よりも更に気をつけなければなりません。
ちょっとした光でも目立ってしまうため、昼よりも調査対象者にバレやすくなります。
その上、昼と比べて明るくないためになおさら不審者と思われやすいという問題も。
暗いせいで調査対象者を見失う可能性も高まるため、夜に張り込みする場合はかなり注意して行うのだそうです。

どんな場所に張り込んでいるの?

調査対象者に合わせて張り込む場所を決めるため、その状況に合わせた場所に張り込みます。
主な場所としては、住宅街や商業施設、ホテル街など。
場所によって注意点があり、住宅街なら周囲から不審がられないように時間ごと場所を変えるといった対策を行います。
また、張り込む際には車を使う場合もあります。
エンジンを切って無人の車に見せかけて張り込むことで、変に怪しまれること無く安全に調べられます。
ただし、エンジンを切る影響で冷房や暖房が使えず、天気によっては快適に張り込みできない場合もあるそうです。

一般人とプロで張り込みの違いはあるの?

「張り込みは一般人でもできるのでは?」と思うかもしれませんが、そう簡単にできるものではありません。
張り込みのプロである探偵は、一般人が持っていないコツを活かしてバレずに張り込みます。

臨機応変に対応できる

張り込みをしている際、調査対象者が近づいてきたり、見失ってしまったりなどのトラブルが起きてしまうかもしれません。
一般人の場合はついついパニックになってしまい、せっかくの張り込みが失敗してしまう恐れがあります。
しかし、探偵の場合はそのようなトラブルが起きた際の対処法を予め用意しているため、何かしらの問題が起きた時でも冷静に対応します。

バレないための工夫をしている

上記で述べたように、探偵はとにかく相手に怪しまれること無く調査をすすめることを重要視しています。
しかし、一般人は調査対象者のことだけを考えてしまうため、周囲に馴染んで怪しまれにくくする工夫を怠ってしまう恐れがあります。
仮に何かしらの工夫をしたとしても、探偵が行う工夫よりも劣っていれば、すぐに見抜かれてしまうでしょう。

ターゲットのこと以外も考えられる

探偵の張り込みは、周辺のことを考えつつ行われます。
そのため、優秀な探偵であれば周囲に迷惑をかけること無く依頼を解決するでしょう。
一般人は上記で述べたように、調査対象者のことばかり考えてしまい、周囲のことをないがしろにしてしまう恐れがあります。
周囲に迷惑をかけてしまうと苦情を言われたり、通報されたりするかもしれません。

一般人の張り込みは訴えられる恐れも

張り込みの方法によっては、調査対象者に訴えられてしまうかもしれません。
探偵の仕事というのは、少しでも間違えれば違法行為になってしまう恐れがあります。
探偵自身はそのことを理解した上で調査を行っていますが、一般人の場合は探偵よりも法律に関する知識が乏しい場合が多く、トラブルを引き起こしやすいです。
その上、張り込みしている最中に通報されてしまい、警察沙汰になってしまう可能性もあります。

調査に優れた探偵事務所を見つけるためには?

せっかく探偵事務所に依頼するのであれば、しっかりと張り込みができる探偵がいるところに依頼したいですよね。
というわけで、最後に調査に優れた探偵事務所を見つけるためのポイントを紹介します。

実績を持つ探偵事務所を選ぶ

実績を持つ探偵事務所は優秀な探偵を用意している場合が多く、プロの張り込みで調査してくれます。
探偵事務所で見かける主な実績としては、「○○ランキングで第1位」や「○万件以上の案件を解決」など。
ただし、「100%確実に解決!」のような謳い文句がある探偵事務所は危険です。
調査業というのは、予想外のアクシデントや依頼者の勝手な行動で失敗してしまう時もあります。
そのため、「100%確実に解決!」というのはありえないことであり、悪徳な探偵事務所であるかもしれません。

費用は一旦問い合わせてみよう

どの探偵事務所の公式サイトでも費用が掲載されていますが、あくまで参考です。
細かい費用は案件によって異なるため、一旦問い合わせてみましょう。
問い合わせる際には相談したい案件を細かく伝えることで、きちんとした費用を探偵事務所側が計算しやすくなります。
問い合わせ方法はメールや電話などであり、ほとんどの探偵事務所であれば匿名で問い合わせられるでしょう。
また、中にはLINEやSkypeで問い合わせできる探偵事務所もあります。

自分で張り込まず、探偵に任せるのが一番!

探偵は一般人には真似できないような方法で、張り込みを行います。
プロの張り込みだからこそ調査対象者の様子をチェックすることができ、裁判を有利に進められる証拠を見つけてもらえるのです。
もしパートナーの言動が怪しくて気になるのであれば、ぜひ探偵に依頼してみてください。