旦那の浮気がわかった場合、人によっては浮気相手と話し合って別れさせようとするかもしれません。
その際、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
そこで今回は、旦那の浮気相手と直接話し合いする上で注意すべきことや円滑に進めるためのコツなどを紹介します。
これだけはしちゃだめ!話し合う際の注意点とは?
旦那の浮気相手と話し合う前に、以下の注意点をチェックしておきましょう。
知らずに話し合うと、せっかくの時間が無駄に終わるかもしれません。
浮気相手と自分だけで話し合う
「旦那を巻き込みたくない」や「すぐにでも旦那と別れさせたい!」と思っている方であれば、自分だけで話し合おうと考えるでしょう。
しかし、浮気相手と自分だけで話し合うのはおすすめできません。
2人だけで話し合うと、慰謝料が回収できないといったトラブルに発展してしまう恐れがあります。
また、相手の勢いに乗せられてしまい、思うように話し合いができない可能性もあるでしょう。
特に人見知りの方や会話が苦手な方であれば、相手の手の上で踊らされてしまうかもしれません。
だからといって、配偶者を交えた3人で話し合うのも危険です。
配偶者があなたよりも浮気相手に想いを寄せている場合、浮気相手の意見に乗っかってしまい、あなたの立場が不利になってしまいます。
証拠が無いまま話し合う
どんな浮気であっても、証拠が非常に重要です。
少ない証拠で別れさせる方もいますが、巧みな話術と計画が無ければできないような非常にレアなケースといえます。
多くの場合は相手から反論されてしまい、自分に有利な形で話し合いを終えられません。
最悪の場合、あなたが浮気相手から訴えられるかもしれません。
感情的になってしまう
人によっては「旦那に裏切られた」というショックによって、理性的な行動ができないかもしれません。
ただ、浮気相手と話し合うのであれば冷静な態度で対応する必要があります。
素直に別れてくれるパターンもありますが、真剣に旦那のことを愛しているパターンもあります。
後者であれば、相手も感情的になってしまい、思うように話し合いが進まないでしょう。
自分に有利な形で進めるためにも、必ず冷静な態度で話し合いましょう。
直接ではなく電話やメールを使う
近年では、LINEやカカオトークのようなメッセージアプリで浮気が発覚するケースがあります。
この場合、旦那に黙って電話やメールを用いて浮気相手を説得したくなるかもしれません。
直接浮気相手と会う必要が無いため、人によっては自分の思いを伝えやすいでしょう。
しかし、無許可で旦那のアカウントを使って連絡するのは大きなトラブルに発展するリスクがあります。
操作内容によってはプライバシーの侵害や不正アクセス禁止法違反になるかもしれません。
調査目的で勝手にスマホを調べるのも危険であるため、浮気が分かっても自分でむやみに調べないことをおすすめします。
一方的に浮気相手を責め続ける
浮気相手によっては、「パートナーがいるとは知らなかった」という場合も。
この場合、浮気相手は旦那に騙された被害者となるため、慰謝料の請求が難しくなる可能性があります。
そのようなことを踏まえると、一方的に浮気相手を責め続けるはおすすめできません。
人によっては逆ギレされて、冷静に話し合いできなくなるかもしれません。
相手には相手の言い分があるため、辛いかもしれませんが、しっかりと聞いてあげましょう。
周辺に浮気の事実を広める
浮気問題というのは非常にセンシティブな問題であり、むやみに周囲へ広めるものではありません。
浮気問題を知る人が多くなるほどお互い不幸になってしまう可能性があります。
例えば浮気相手の職場に浮気の事実を広めて退職させた場合、慰謝料以上の損害賠償を請求されるかもしれません。
また、知っている情報を使って脅すのは絶対にやめましょう。
確かに浮気の証拠があれば有利に裁判を進めやすくなりますが、脅してしまうと脅迫罪としてあなたが不利になってしまいます。
脅迫罪は浮気の有無に影響されるものでは無いため、反対に浮気相手から訴えられる恐れがあります。
浮気相手の両親に慰謝料を請求する
浮気問題は浮気相手と旦那、そしてあなただけの問題です。
慰謝料の請求ができるのは関係者である浮気相手と旦那だけで浮気相手の両親には請求できません。
浮気相手の両親が慰謝料を支払うのは任意であって、強制できるものではありませんので注意が必要です。
例外として浮気相手が未成年であれば、本人の代わりに法定代理人が支払います。
法定代理人は基本的に両親であるため、その場合は請求できます。
1回だけの浮気はどう扱えばいい?
1回だけの浮気であっても不貞行為であるため、離婚や慰謝料の請求ができます。
ただし、多額の慰謝料を請求するのは難しいでしょう。
特に肉体関係が無い浮気であれば、なおさら厳しくなります。
なお、風俗に行ったことを浮気と扱うことはできません。
風俗嬢が旦那の家庭を破壊する目的で積極的に誘惑しているのであれば話が変わるかもしれませんが、あくまで商売目的で性行為を行っているだけであり、不貞行為とはなりません。
円滑に旦那の浮気相手と話し合いを進める方法
上記では旦那の浮気相手と話し合う際の注意点を紹介しましたが、一方で円滑に話し合いを進めるためのコツはあるのでしょうか。
まずは浮気の証拠を集めることから
相手に浮気の事実を認めさせるためにも、まずは証拠を探すことから始めてみましょう。
といっても、あくまで可能な範囲で問題ありません。
一般人が張り込みや尾行といった本格的な調査を行うのは非常にバレやすく、相手に警戒心を持たれてしまいます。
専門家を交えて話し合う
記事前半で紹介したように、浮気相手と自分だけで話し合うはおすすめできない行為です。
しっかりと話し合うためにも、弁護士や調査してくれた探偵といった法律に詳しい専門家を交えて話し合いましょう。
専門家がいれば法的に不備のない手続きをしてくれたり、あなたに代わって意見を述べてくれたりします。
嫌なことを言われても冷静に対応する
浮気相手によっては、「あなたに魅力が無いから浮気されたのよ!」といったことを言われるかもしれません。
そのようなことを言われて怒りたくなる方は多いと思いますが、話し合いを円滑にすすめるためにも冷静に対応しましょう。
ここで感情的になってしまうと、せっかくの話し合いが紛糾してしまいます。
示談書・和解書を作成する
問題なく話し合いが終わった際には、示談書もしくは和解書を作成しましょう。
どちらも話し合いの結果を証明する上で大いに役立つものであり、トラブルを未然に防ぐ役割もあります。
「書類作成なんて難しそう…」と思うかもしれませんが、そんなと時に専門家がいれば安心できるでしょう。
交渉に応じない場合は裁判の検討を
浮気相手によっては、話し合いに応じないかもしれません。
そのような場合は、裁判がある意思を相手に伝えましょう。
直接会わなくても、内容証明郵便を使えば相手に伝えられます。
合意は相手の意思のもとで行う必要があるため、無理やり署名させようとはしないでください。
どうしても証拠が見つからない場合は探偵へ相談を
浮気の証拠は簡単に見つかる場合もあれば、どうしても見つからない場合もあるでしょう。
仮に見つかったとしても、浮気相手の正体を見破れないかもしれません。
そんな時には、あなたの代わりにプロの調査員が調べてくれる探偵事務所がおすすめです。
以下のリンク先では浮気調査に強い探偵事務所をいくつか紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。