妊娠中に旦那に浮気された！離婚するべきか迷ってるあなたへ

妊娠中に旦那が浮気！？

女性にとって「妊娠期間中」は、身体の変化が多く、つわりなどで苦しい思いをしているというのに…旦那が浮気だなんて、お腹の中で大切に子供を育てている女性に対してあまりに酷い仕打ちですよね！

しかし、奥様が妊娠している期間中は、夫婦がセックスレスになったり、お腹が大きくなるにつれて旦那様が奥様を女性として見れなくなってしまったり、親になるプレッシャーに耐えきれない…という理由から浮気に走る男性は多くいらっしゃるのです。このことから、奥様の妊娠中は旦那様の浮気が起こる危険度が極めて高いと言われています！

本記事では、妊娠中に浮気された奥様が今後の選択をする上で役に立つ情報をお教えいたします。旦那に浮気されてたあとにあなたがとるべき行動、離婚を選択する場合に考えておくべきことなどを解説いたします。

妊娠中に旦那に浮気された時こそ、冷静に対応するべき

夫婦にとって奥様の妊娠は子供の誕生に期待を膨らませる一番幸せなときでもあります。特に女性は出産に向けて妊娠前よりも体に気を遣わなければなりませんし、身体にさまざまな変化が起こります。そのような日々の中でも出産に向け準備をし、お腹の子供の生育状況に関心が向かうことになります。

そこで夫婦が同じベクトルを持って生活をできれば、お互いに支え合っていけるのですが…必ずしもそういう夫婦ばかりではありませんよね。

こちらの記事をご覧になっている方の中には、妊娠中に旦那様に浮気をされて酷く心を痛め、やり場のない怒りを感じているはずです。

しかし、この問題を解決するためには時間も精神力も必要になるので、今は冷静に対応することを心掛けましょう。今後、離婚と再構築のどちらかを選ぶにしても旦那様と話し合うことは避けては通れません。夫婦の話し合いの場、今後の選択をする際に感情的になってしまっては正確な判断ができなくなってしまいます。酷なことかもしれませんが、お腹の子供のためにも自分自身の将来のためにも冷静に行動し浮気への対処をしていきましょう。

旦那に浮気された時にしなければいけない行動

今妊娠中の女性の中には、お腹に子どもがいるために身体上の負担が大きくなり、出産に向けて精神的に不安定な状況に置かれている方もいるかもしれませんが、冷静になり、旦那に浮気された時にしなければいけない行動をチェックしましょう。

今後あなたがどうしたいのかを考える

あなたの妊娠中に旦那様の浮気が発覚。あなたは今どうしたいと考えていますか？

浮気問題を解決する場合、選択肢は大きく分けて二つ、離婚か夫婦関係の継続です。離婚をするのと夫婦関係の継続では、これからするべきことが大きく異なります。

しかし、あなたのお腹の中にはお子さんがいるので、お子さんにとってどの選択が最適なのか…気持ちの面も重要ですが、経済面などを考えましょう。自分の事だけではなく、子供のことを考えることで、どの選択が良いのかが見えてくるはずです。

きちんと事実を確認する

旦那様の浮気が発覚すると、事実を知ってしまった方はいろいろな考えが浮かび、被害妄想や思い込みをしてしまいがちになります。

どのような経緯で浮気が発覚したにせよ、発覚した最初の段階では浮気の事実は確定していません。思い込みや勘違いで潔白の相手を疑ってしまう可能性もありますので、まずは浮気が本当かどうかの事実確認を始めてください。

しかし、事実確認を行うためには浮気の証拠が必要になります。旦那様が巧妙に証拠を隠滅していることも考えられますが、一つの証拠だけで浮気を疑うのではなく、他にも浮気の証拠がないかどうか確認してみましょう。

夫婦で話し合う

旦那様の浮気が明確になっているのでしたら、夫婦の将来、お腹にいるお子さんのためにも話し合いの機会を設けてください。話し合う時は1対1で話し合うのが1番ですが、旦那様の顔を見ると感情的になってしまうこともあるでしょう。その場合は、信頼できる友人など第三者を交えて話し合いをしてください。

旦那様がなぜ浮気に走ってしまったのかを確かめ、お互いに非があったところを認め合うことが大切です。その場合、あなたの意志を旦那様にきちんと伝えるためにも前もって気持ちを整理しておく必要があります。

カウンセラーに相談

浮気をされた後は、自分自身に対して大きく自信をなくしやすくなります。カウンセリングでは、相談者の価値観や意見をしっかりと聞き入れた上でアドバイスが行われるので、なくした自信を取り戻し、前向きな気持ちになれます。

また妊娠中は精神的にも不安定になりがちで、浮気発覚後は被害妄想をしてしまったり、“また浮気されるかも…”と不安に襲われることもあるでしょう。

カウンセラーはただ相談者をなだめるだけでなく、人の悩みに寄り添って専門的な知識と根拠にもとづいたアドバイスをくれるので、不安を和らげることもできます。また冷静さを取り戻す上でもカウンセリングは役立ちます。

嫡出子の問題を知識として知っておく

もし旦那様と離婚を考えている場合は「嫡出子の問題」を知っておく必要があります。

嫡出子とは夫婦の間に産まれた子供のことで、法律的に認められた子供であり、財産相続などの権利が与えられます。

そこで、生まれる前に両親が離婚してしまった場合の父親は、いったい誰になるのかと疑問に感じる人もいるでしょう。

離婚後300日以内に出産した子どもは元夫の嫡出子と推定されるというルールがあります。したがって、離婚後に再婚した場合でも、法律上、子どもの父親は元夫ということになります。戸籍は元夫の所に入るということは、当然姓も元夫の姓を名乗ることになります。離婚した場合に女性は、元の自分の姓に戻す方が多いのでお子さんとあなたの姓が違うということが起きてしまうのです。

妊娠中に離婚した後、子供をあなたの戸籍に入れたいと考えているなら、子供の姓の変更の申立てをしなければいけないことを覚えておきましょう。

慰謝料の知識を知っておく

現段階で旦那様と浮気相手に慰謝料の請求など考えていないという方でも、この先気持ちがかわることは十分にありえます。慰謝料についての知識を少しでも頭に入れておきましょう。

まず、慰謝料の相場を下記に記載いたします。

・夫婦関係を継続する場合の慰謝料相場：50万円～100万円

・浮気が原因で夫婦が別居した場合の慰謝料相場：100万円～200万円

・浮気が原因で夫婦が離婚した場合の慰謝料相場：200万円～500万円

慰謝料の金額は、かなりバラつきがあるので明確な金額を知りたいという方は弁護士に相談することをオススメします。

慰謝料請求は夫婦と浮気相手の間で話し合いによって慰謝料の金額に折り合いを付ける方法がありますが、解決しなかった場合には、裁判によって慰謝料を求めていくことになります。どちらにしても浮気の証拠が必要となるので、慰謝料を請求する場合にはきちんと証拠を集めておくべきです。

離婚・夫婦関係の継続、どちらの選択をするにしても法的な対応策を知っておくことは大事なことです。きちんとネットで調べるなどして把握しておきましょう！

浮気の証拠を掴む

旦那様の浮気の事実を確認するためには証拠が必要だと、先ほどお伝えしましたが、証拠を掴むために旦那様のスマホを勝手に見る行為はプライバシーの侵害などの違法行為に値します。なので、旦那様のスマホから浮気の証拠を見つけ出す行為は控えなければなりません。

また旦那様と浮気相手に慰謝料を請求したい…！と考えている場合には、浮気相手と旦那様の不貞の証拠が必須になります。

しかし、妊娠中で自由に動くことや、体調不良により思うように体が動かない女性にとってはご自身で証拠を集めるのは難しいかもしれません。そのような場合は探偵事務所の浮気調査を利用されることをオススメします。

探偵事務所の浮気調査は、お金はかかりますがプロの調査員が性能の高い機材を使用し浮気の現場を撮影するため、より高い確率で証拠を掴むことができるのです。しかも、押さえた証拠は慰謝料請求や離婚請求の場でも大きく力を発揮します。

探偵事務所はハードルが高い…と思う人もいるかもしれませんが、探偵事務所へ浮気調査を依頼する方は「浮気を暴いて別れたい」という方もいますが、意外にも「浮気という現実を受け止めて復縁したい」という方も多くいらっしゃいます。

離婚を決意した時に考えておかなければいけない将来の不安

「旦那に浮気された時にしなければいけない行動」についてご理解いただけましたか？しかし、奥様の妊娠中に浮気をする旦那様なんて…信用できない！離婚だ！とお考えの方もいるでしょう。その選択は間違いではありませんがリスクも伴うのです。ここでは、離婚を決意した時に考えておかなければいけない将来の不安を解説するので、参考にしてくださいね。

離婚後の経済的な負担

お腹の中にはお子さんがおり、もうすぐ生まれる状況…さて、今離婚をして経済的な面での心配はどうでしょうか？

出産してすぐに仕事復帰をされる方も中にはいるかもしれませんが、もし仕事復帰出来るようになっても、子供の保育園代、ミルク代などあなた一人の稼ぎで賄えそうですか？日本は母子家庭の家族にも優しいので、多少の手当てが支給されますが、それだけでは当然足りません。

一人のお子さんを育て上げるために養育費は大学を卒業するまでで3000万円かかると言われています。

また、母子家庭となる場合は賃貸契約の審査に通りにくいため、家探しが困難になる傾向があります。離婚後の生活費や住む家などの金銭面を総合的に考えてやっていけるのかどうか慎重に考えましょう。

子供への影響

近頃は母子家庭の家族も少なくありませんが、両親の離婚は少なからず子供に影響を及ぼします。

母子家庭の家が増えたことで、子供が学校へ通うようになっても学校側もなるべく配慮するようにはなっていますが、子供というのは残酷で友達から「〇〇くんは、どうしてお父さんがいないの？」と聞かれたり、からかわれたりすることもあります。

それだけではありません…母子家庭というのは、母親が一人で父親の役割もしなくてはならないのです。あなたが仕事をしている間、子供は寂しい思いをしたりしないでしょうか。

また、子供がいずれ成長し父親の浮気がきっかけで離婚したと知った時…お子さんが悲しい思いをすることは明らかです。

頼れる存在が身近にいるのか

子供はいつか成長しますが、生まれたばかりの子供を一人で育てていくのはとても大変なことです。その時にサポートしてくる存在はいますか？

例えば、あなたの両親や親せき、面倒を見てくれる施設、信頼できる友人などです。

サポートをしてくれる人が一人もいない…という場合は、離婚後の生活は負担が大きいものとなります。

やっぱり妊娠中に浮気されても旦那を許すべき？

妊娠中に旦那様の浮気が発覚、大きなストレスがあなたの体にかかっていることでしょう。旦那様の浮気に悩み苦しみ、落ち着かない気持ちは十分わかります。また子どものために最良の選択は何なのか、知りたい気持ちもよくわかります。

しかし、あなたが今一番心がけることは、お腹の中の赤ちゃんの健康と安全を１番に考えることです。お腹の子供を守れるのはあなたしかいないのです。

身体や精神的な負担を減らすためにも離婚や再構築の決断は出産後と決めて、妊娠生活の質を下げないようにお過ごしすることをオススメします。離婚や再構築の選択は、とても大切なことなので慌てる決める必要はないのです。

それでも「早く離婚したい！」とお考えの場合には、あなたが妊娠中に離婚をした方がいいかもしれません。その理由は出産後に離婚をすると、親権や養育費のことで揉める可能性があるからです。

現段階であなたが夫婦として再構築を望んでいるのであれば、きちんと旦那様の浮気の証拠を掴み、夫婦で話し合いましょう。その時に今後の方針も決めてください。

また浮気が発覚した時には「離婚してやる！」と思われる女性は多いのですが、旦那様の行動や言動から浮気を反省していることがうかがえると、「もう一度だけ信じてみよう」と思う気持ちがわいてくるものです。それだけではなく、出産前は浮気をしていた旦那様でも、いざ我が子を抱いた時に父親としての自覚が生まれ、二度と浮気をしない旦那様に生まれかわることもあるのです。

生まれてくるお子さんのためにも父親が必要だと考えているのであれば、浮気を許し、夫婦としての再構築を考えてみてはいかがでしょうか？

しかし、この時にただで許すのではなく、浮気の証拠を突きつけて反省させるなど…誓約書を作成し旦那様と可能であれば浮気相手にも書かせるなどしましょう。そして次回、また旦那様が浮気をした場合のペナルティを提示しておくのです。そうしておくことで「もう浮気はできない」と旦那様も思うことでしょう。

最後に奥様が妊娠中に浮気をする旦那様は、父親になるという自覚がない場合が多いのです。そのため、妊娠中に「父親」になることを旦那様に意識させることが重要です。例えば、一緒に定期検診に行ってエコーで胎児の様子を見せたり、胎動を感じさせるなど、奥様からも率先して旦那様に父親の自覚をもたせるよう誘導しましょう。

まとめ

「妊娠中に旦那に浮気された！離婚するべきか迷ってるあなたへ」を、解説いたしました。あなたの妊娠中に旦那が浮気なんて…許せない！と思うのも当然です。しかし、男性は基本的に寂しがりな性質を持っているので、奥様の行動次第では旦那様の浮気をやめさせることができるかもしれません。

妊娠中に旦那様から浮気されて、そこから関係を修復するには、時間もかかりますし本当に大変なことです。だからと言って、離婚して子供を一人で抱えて養い生活していくことも、並外れた覚悟が必要となります。

どちらを選択するにしても、落ち着いて自分自身の気持ちと、そして旦那様と冷静に向き合い判断する必要があります。