配偶者が浮気していると疑っている人はたくさんいます。しかし、素人が調べようと思っても、なかなかはっきりとしたことはわからないものです。そこで、探偵に依頼をして調査をする人がたくさんいます。浮気調査は当たり前のように行われていることです。

調査の基本は尾行と張り込みになります。プロの探偵であれば、これらの方法によって浮気の証拠を掴むことができるのです。GPSを使って追跡調査することもできるのですが、これは法に触れる可能性があるため、あまり選択されません。

もし、自分が浮気の疑いをかけられていると感じたならば、浮気調査の方法を知っておいたほうがよいです。上記のような方法があることを踏まえたうえで、調査されているかどうか調べる方法や、調べるうえでの注意点について解説します。

浮気調査されているかどうかを調べる方法

浮気調査を受けていると感じたときに、どうすれば事実を確認できるのか調べるための方法について解説します。

尾行されていないか確認する

多くの探偵は浮気調査のためにターゲットを尾行します。仕事を終えてオフィスを出てから帰宅するまでの間に尾行されることが多いです。あるいは、休日の昼間に外を出ているときに尾行されるケースもあります。

プロの探偵は細心の注意を払いながら尾行しているため見つけるのは容易ではありません。それでも、できるだけ周囲に気を配るようにして、怪しい人物がいないのか確かめてみましょう。

角を曲がって立ち止まり怪しい人物が現れないか確認することができます。あるいは、普段と違う行動を取ってみることで、怪しい人物を見つけられるかもしれません。混雑している場所にあえて行くのもおすすめです。人が多い場所だとターゲットを見失う可能性が高いため、尾行している探偵が接近してくるからです。

張り込みされていないか確認する

浮気相手と密会している様子を確認するために探偵が張り込みをすることがあります。張り込みは車内や店内で探偵が待ち構えているパターンから、外で立った状態で張り込みしているパターンまであります。

もし怪しい車があったら警戒しましょう。エンジンをかけずにずっと駐車されている車があり、なかに人がいるようであれば、張り込みしている可能性が高いです。怪しい車の見た目やナンバーなどはメモしておきましょう。

同じ人物がずっと立っているようであれば、それも張り込みの可能性があります。

スマホ(パソコン)を勝手に見られていないか確認する

自分のスマホやパソコンをチェックされて浮気の証拠を調べられる事例があります。探偵ではなく、配偶者が勝手に調べていることもあるでしょう。基本的に他人のスマホやパソコンを許可なく使うことは法に触れるため、探偵がそのような調査をすることはあまりないからです。

スマホやパソコンのアプリのなかには、勝手に他人が使ったことを確認できるものがあります。勝手に見られたことをメールで知らせてくれるソフトもあり便利です。ぜひとも導入しておきましょう。

また、勝手に使われた形跡があるならば、すぐにパスワードを変更しましょう。パスワードを見破られているかもしれないからです。推測しにくいパスワードを設定することをおすすめします。また、定期的にパスワードを変更するとよいでしょう。

探偵事務所に浮気調査されているか調査してもらう

プロの探偵であれば、上手に尾行や張り込みを行います。素人には絶対に見破られないように工夫するため、それを見破ることは簡単ではありません。そのため、どれだけ工夫をしても、自分が浮気調査をされているか確証を得ることは難しいでしょう。

浮気調査されているのかどうしても真実を知りたいならば、探偵事務所に相談してみてください。プロであれば、あなたが浮気調査されているかどうか調べることが可能です。どんなに巧妙に調査をしていたとしても、プロであれば見破ることはできます。

行動に移す前にまずは、「なぜ浮気調査をされているか」考えてみよう

配偶者があなたの浮気調査をするのは、あなたに不信感を抱いているからです。それは、あなたが実際に浮気をしているかどうかとは関係ありません。浮気調査された段階で、あなたは配偶者と上手く信頼関係を築けていないと考えられます。

そこで、どうして自分は浮気調査されているのかじっくりと検討してみましょう。本当に浮気しているのであれば、すぐに行動を改めるべきです。また、浮気していないならば、何かの理由からあなたは配偶者に不信感を抱かせてしまったはずです。その理由を考えることで、次に取るべき具体的な行動を考えられるようになります。

浮気調査されていることが分かった後に取るべき行動

もし自分が浮気調査されていると判明したならば、具体的に対処しなければいけません。次に取るべき行動について紹介しましょう。

浮気をやめる

浮気調査された時点であなたの浮気がバレる可能性はかなり高いです。そのため、言い逃れできない証拠を集められるまえに今すぐ浮気をやめることをおすすめします。

具体的には浮気相手との一切の接触を断つことです。会わないのはもちろんのこと、連絡もしてはいけません。また、浮気相手があなたのもとに会いに来るような状況も避けましょう。そのため、浮気相手を説得することが大切です。

外出しない

必要のない外出を一切しないのは浮気調査への対策として有効です。ずっと自宅とオフィスの往復をしているだけならば、浮気の証拠は何も集められません。そういう生活を長く続けることによって、浮気調査は中止になるでしょう。

また、外出しない生活を続けることで配偶者はあなたを疑うことをやめるかもしれません。浮気をやめたのだと思い安心してくれる可能性もあります。

話し合う(穏便に解決するために)

浮気調査で明確な証拠を集められてしまった場合には、話し合うことが大切です。配偶者に浮気の証拠を突きつけられるまえに、自分から話し合いの場を設けることが重要です。そうすれば、穏便に解決できる可能性が高くなります。

本当に浮気をしていたのであれば、心からの謝罪をしましょう。一切言い訳することなく、すべて自分に責任があるという態度を取るのです。そうすれば、配偶者からの信頼を取り戻すことができ、許してもらえるかもしれません。

離婚する

浮気がバレて、相手が許してくれない場合には、解決するまでに時間がかかります。最終的には離婚するしかない状況に追い込まれる可能性が高いです。一度失われた信用を取り戻すことはなかなか難しいでしょう。

また、そもそも浮気をした時点で、配偶者にはそれほど魅力を感じていなかった証拠といえます。愛情が完全に冷めきっているからこそ浮気ができるのです。いつまでも愛情の冷めた夫婦として生活していくよりも、離婚してしまったほうがスッキリするでしょう。

裁判をされた時の準備をする

浮気がバレて相手が許してくれない場合には、裁判をされる可能性が高いです。そこで、前もって裁判の準備をしておくことは大切です。たとえ、浮気をしたあなたが悪かったとしても、裁判では情状酌量の余地が認められることがあります。

まずは弁護士に相談をしてどういう対策を取るべきか話し合いましょう。弁護士であれば配偶者側の弁護士と交渉をして、できるだけ有利な条件を引き出してくれます。不当な要求を受けた場合には、過去の判例などをもとにして拒絶することが可能です。夫婦関係が破綻しているなどのケースでは、そもそも慰謝料を払う必要のない場合もあります。弁護士に相談をすることで必要な準備を始められるでしょう。

隠し通す

たとえ探偵に調べられても証拠を見つけられなければ問題はありません。プロであっても明確な証拠を見つけられないケースはあるからです。そのため、慌てて事実を認めるのではなく、隠し通すという選択肢があります。

ただし、隠し通すことができるのは、あくまでも証拠を配偶者が掴んでいない場合に限られます。調査の結果がどうなったのかこちらから確認することは難しいため、リスクのある選択だと理解しましょう。

まとめ

浮気調査されていると思ったときには、張り込みや尾行などに備えましょう。また、どうして配偶者が浮気調査をしたのか理由について考えてみてください。浮気調査されたことが事実ならば、すぐに対策を立てておきましょう。